日本獣医生命科学大学の教育理念は「愛と科学の心を有する室の高い獣医師と専門職の育成」であり、学是は「敬譲相和」です。この意味は、謙譲と協調、慈愛と人倫を育む科学の創生を説いた箴言です。このような日本獣医生命科学大学の理念に基づき、獣医保健看護学科が平成17年4月に獣医学部の1学科として創設され、平成21年4月には第一期生が4年間の学業を終え社会に飛翔していきます。
当学科の卒業生は、獣医療分野のみならず、動物衛生分野、公衆衛生分野、食品・環境衛生分野、動物用医薬品開発・製造分野、各種検査分野、人と動物の関係分野ならびに野生動物保護分野等での活躍が期待されています。
動物看護の専門職 動物病院で、獣医師をサポートする「動物看護師」として働きます。犬や猫などの伴侶動物や、牛や豚、馬などその対象は多様です。 獣医衛生検査等の分野 動物衛生、公衆衛生、環境衛生分野などにおける検査業務や研究にかかわる分野で働きます。 バイオ関連の分野 動物薬品、臨床検査会社で、研究、検査、学術調査、営業職として働きます。 社会活動動物の分野 盲導犬、介助犬など人を助ける人体器官代替動物や警察犬などの社会活動動物にかかわる分野に寄与します。 動物関連サービス業 動物園や動物テーマパーク、さらに動物を扱う様々な業種において、動物の飼育・管理にかかわる仕事をします。このほか、ペットショップなど動物関連サービス業に寄与します。 野生動物の救護・管理 野生動物の実態調査や特性などをリサーチしたり、保護・繁殖に最も有効な方法を考え、獣医師と協力してその救護・管理にあたる仕事に寄与します。
平成20年度進路状況
平成21年4月現在