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近年、多様化かつ高度化を急速に進めている獣医療と疾病診断技術。犬や猫といった身近なコンパニオンアニマルの多種傾向はもとより、診療対象動物も広がり、診療への期待・要望も多岐にわたっています。さらに、動物疾病も様々になり、医療も特殊化するなど、獣医療の高度化・専門化はますます進んでいます。獣医療・疾病診断の最前線において、獣医療・疾病診断の補助及び支援する高度な専門職を求める声が高まっています。

現在、日本では獣医療において国家資格としての看護職は存在しませんが、すでに2万人近い人材が獣医療の補助に携わっているのが現状です。本学科では、近未来に制度化するであろう「獣医看護職」の実現に向けて、平成17年度より4年制学科として新たに開設されました。本学科では、獣医学科の教育システムと連携し、動物に関わる様々な分野におけるスペシャリストの育成を目指します。