【研究の方向性】
動物の糖尿病や肥満時における栄養管理ならびに体重管理は、動物看護士の役割が大きい領域であります。そのため、代謝・栄養学分野では実際に糖尿病の犬や猫を管理し、病気の動物を管理することを通じて、動物看護師に必要な栄養管理や、病気の動物に対する看護技術の習得を目指しています。また、本学付属動物医療センターに来院する症例の血液から、早期の糖尿病診断ができるマーカーを探すなど、実際の臨床例からの研究を展開しています。
【現在の研究テーマ】
研究テーマを指導教員が学生に提示して、その中から選んでもらいます。
現在進行中の研究テーマ
- 糖尿病の犬に対する運動療法の効果
- 糖尿病の犬への歯周疾患への対処が血糖コントロールに与える影響の検討
- 新しい血糖コントロールマーカー1.5-AGの糖尿病犬における意義の検討
- サプリメント投与時における犬の糖代謝ならびに免疫マーカーの変動
- インスリンデテミールの犬・猫における効果発現の検討
- 糖尿病のメカニズムに関する遺伝子レベルの研究
【研究室での仕事】
- 部門の当番(掃除や犬当番も含む)
- 糖尿病犬の管理
- 病院業務の補助・サンプル採取
- ゼミの参加(文献発表)
【1期生の進路】
- 動物病院
- 本学動物医療センター
- 進学(本学修士課程)