指導教員:水越美奈 講師
【研究の方向性】
現在のペットは家族の一員として、人生を共に過ごす伴侶動物としてその存在はますます大きくなっています。動物看護師の役割は獣医師の診療や手術の補助、入院動物の看護だけでなく、子犬のしつけや問題行動の予防など、動物と飼い主が良い関係を築けるようにアドバイスする役割も担います。動物のQOLを考え、動物が幸せに天寿を全うできるように飼い主に手助けをするには動物福祉や動物行動学の知識が重要になります。
【現在の研究テーマ】
研究テーマを指導教員が提示して、その中から関心のあるものを選んでもらいます。
現在進行している研究テーマは下記の通りです。
- 盲目の犬の歩行を補助する装置の製作と有用性の検討
- 犬のストレスに対するアロマセラピー効果の検討
- 子供に対する咬傷事故防止プログラムの検討
- 身体障害者補助犬に対する診療に関する調査
- 我が国の犬猫に対する殺処分の現状と対策について
- 専門家に依頼する問題行動とそうでない問題行動の相違に関する調査
【研究室での仕事】
- 部門の当番(掃除、犬当番を含む)
- トレーニング実習の補助
- 週1回のゼミ参加
- 盲目の犬のためのサークル(モアライト:月1回程度、獣医外科学教室の余戸先生と共催)の参加や手伝い
【1期生の進路】
- 動物病院
- 日本盲導犬協会
- 一般企業