指導教員:石岡克己 准教授・呰上大吾 助教・百田豊 助教

【研究の方向性】

動物看護師の主要な業務の一つに臨床検査が挙げられます。一口に臨床検査というと非常に広い領域を表しますが、当分野は特に検体検査を研究の対象とします。動物に負担を掛けず、多くの情報を得られる臨床検査法の確立を目指します。研究対象となる動物は主に本学付属動物医療センターを受診する犬・猫であるため、研究材料の収集のためにも病院参加は義務となります。


【現在の研究テーマ】

基本的に指導教員が決定します。現在進行している研究テーマの大枠は下記の通りです。

  1. 犬の悪性腫瘍由来細胞株の性状解析
  2. 猫における急性相蛋白の臨床的意義に関する研究
  3. 犬のラフォラ病(遺伝性疾患)保因動物に関する調査
  4. 犬のペルゲルヒュエット核異常(遺伝性疾患)における原因遺伝子の特定
  5. 動物用血球計数装置の臨床的有用性に関する研究

【研究室での仕事】

  1. 部門の当番(掃除や犬当番も含む)
  2. 動物医療センターにおける診療業務の補助・サンプル収集
  3. 週1回の文献ゼミ参加
  4. 実験室の掃除

【1期生の進路】

  • 動物病院
  • 株式会社アニコム1名
  • 本学動物医療センター看護師2名
  • 進学(本学修士課程)1名