本研究部門は病態病理学研究分野、保全生物学研究分野、応用栄養学研究分野、疫学・公衆衛生学研究分野より構成され研究活動を行っています。

ここでは保健看護学を広い視点でとらえ、動物体内での病的変化から、動物をとりまくさまざまな問題、野生動物環境、栄養学、そして公衆衛生・疫学といった幅広い学問的立場から動物を考えます。地球規模での環境問題や動物の生態学、マクロの形態から、タンパク質やアミノ酸・重金属などの分析、顕微鏡観察から遺伝子の分析まで、あらゆるサイズの物差しで生命現象を探究します。

動物と人間は、共通点もあれば異なる点もあり、関係しあって共存しています。動物と人について、基礎理論をもとに応用実践を交えた学問で、社会と密接に関係したテーマで研究を進めています。